もう5年前になるのか、この記事。
「eComStation 2.0 日本語版にインストールしたいユーティリティ」
この制限を大昔に何かで読んでいたため Warp4.0 と Windows2000 をブートマネージャで切り替えて使っていた ThinkPad600 E 以来、OS/2 のインストール区画は 2GB と決めうちにしていたのですが、去年あたり 「曲がりシッポの別館」の記事で「ATOK8 for OS/2 の 2GB 制限」に回避方法があるのを知りました(遅すぎ)。
まさか( ̄□ ̄;)!!
初めてこの Tips を読んだときの感想はまさにこれだったのですが、一度ハードディスクの OS/2 インストール区画を 2GB で切り分けてしまうと、ディスク容量を変えてまで確認するのは面倒なのでそのままになっていました。
しかし今年になって ThinkCenter S50 のハードディスクが壊れ、500GB のディスクに交換してようやく Tips をテストする機会が訪れました。ま、ディスクを交換した7月は暑くなりはじめだったし箱根山の情報収集で忙しくて、検証は放りっぱなしだったのですが。
IBM SK-8840
ついでにヤフオクで IBM SK-8840 という PS/2 接続のラックマウントサーバー用キーボードを見つけたので、OS/2 マシンに接続。これ USB 接続の ThinkPad アイソレーションキーボード(0B47208) より断然使いやすいじゃん、てなことを思いながら、最近発掘した OS/2 まるごとCD ディスクを OS/2 マシンの DVD ドライブにセット。
ATOK8インストールプログラム
で、結論から書きますとと、eComStation 2.1 では ATOK8.DIC をコピーする必要なく、2GB 超の JFS ボリュームにインストールできたということ。
4GBのJFS Volume にインストールできた
たしか5年前は「辞書ファイルが見つかりません」エラーに悩まされたので、今回JFSボリュームへのインストールが効いたのか、たまたま 4GB だとチェックをスルーできるのかは未確認ですが(汗)
空き容量チェック
たしかに ATOK8 のインストーラは「空き容量が足りない」というエラーを吐きますが、「インストール方法の変更」ボタンを押すことで、ATOK8.DIC がなくともあっけなくインストールが進みます。
![ファイルの転送中]()
![ATOK8インストールプログラムの終了]()
![かな漢字変換の切替と実際の使用]()
「ファイルの転送中」が出たら、あとは今までの手順どおり。
おそらくこれ、曲がりしっぽの別館の記事にある、ATOK8.DIC をコピーした場合の「エラーメッセージを無視した形でほとんど勝手にインストーラーがインストール作業を進めてくれます」と同じことだと思います。
ところでネタ元の A.Y.DAYO さんの記事を読んでいて気付いたことがひとつ。
つまり ATOK8 のインストーラが前もってハードディスク上の ATOK8.DIC を検索しているということなのだとすれば、これまた古い記事ですが、「ATOK8 for OS/2 の辞書を2GB以下のパーテーションへインストールする時のメモ」で書いていた
OS/2システムが導入されていないボリュームにインストーラが ATOK8 ディレクトリを置きたがる問題の真相は、インストーラがハードディスクを検索して、バックアップで保存してある ATOK8.DIC を見つけると、システムがあろうがなかろうがボリュームサイズの大きさに関係なく ATOK8 を導入したがるということなのかなと。
とりあえず 2GB 超のボリュームに ATOK8 を新規インストールする件の再検証は、年内に予定している OS/2 マシンのリプレイスまで延期します。2012年11月に日本語化に興味があると名乗り出た Language Interface Pack も放ったらかしで当面 eComStation 2.2 日本語版のリリースは期待薄(だって翻訳作業をやりたい人なんていないでしょ?)。そのためどうしても eComStation 2.1 でのインストール実績で考えると、ThinkPad T410 あたりが有望かなと。
eComStation 2.2 で USB ブータブルが可能になるという噂でもちきりの OS/2 界隈ですが、万が一にも eComStation 2.2 日本語版が出た暁には ATOK8 も USB デバイスへインストールできるようになるのでしょうか(今はたぶんできないはず)。
「eComStation 2.0 日本語版にインストールしたいユーティリティ」
さて ATOK8 for OS/2 は一太郎ver5 for OS/2に同梱されていましたので、動作環境はこれに準じます。ただし DOS 版を移植したせいなのか、ATOK8 をインストールするボリュームサイズは 2GB に制限されています(マニュアルのどこにも書いてありませんが、15年前のソフトですから推して知るべし)。フォーマットは HPFS / JFS が使えます(eComStation 2.0 ではインストールパーテーションに FAT16 が利用できません)。
この制限を大昔に何かで読んでいたため Warp4.0 と Windows2000 をブートマネージャで切り替えて使っていた ThinkPad600 E 以来、OS/2 のインストール区画は 2GB と決めうちにしていたのですが、去年あたり 「曲がりシッポの別館」の記事で「ATOK8 for OS/2 の 2GB 制限」に回避方法があるのを知りました(遅すぎ)。
「実は容量のチェックは、辞書ファイルである ATOK8.DIC を作成する時にしか行われない、 且つインストール先に既存の ATOK8.DIC があれば、それは上書きされない&容量チェックも行われないのです。」
まさか( ̄□ ̄;)!!
初めてこの Tips を読んだときの感想はまさにこれだったのですが、一度ハードディスクの OS/2 インストール区画を 2GB で切り分けてしまうと、ディスク容量を変えてまで確認するのは面倒なのでそのままになっていました。
しかし今年になって ThinkCenter S50 のハードディスクが壊れ、500GB のディスクに交換してようやく Tips をテストする機会が訪れました。ま、ディスクを交換した7月は暑くなりはじめだったし箱根山の情報収集で忙しくて、検証は放りっぱなしだったのですが。

ついでにヤフオクで IBM SK-8840 という PS/2 接続のラックマウントサーバー用キーボードを見つけたので、OS/2 マシンに接続。これ USB 接続の ThinkPad アイソレーションキーボード(0B47208) より断然使いやすいじゃん、てなことを思いながら、最近発掘した OS/2 まるごとCD ディスクを OS/2 マシンの DVD ドライブにセット。

で、結論から書きますとと、eComStation 2.1 では ATOK8.DIC をコピーする必要なく、2GB 超の JFS ボリュームにインストールできたということ。

たしか5年前は「辞書ファイルが見つかりません」エラーに悩まされたので、今回JFSボリュームへのインストールが効いたのか、たまたま 4GB だとチェックをスルーできるのかは未確認ですが(汗)

たしかに ATOK8 のインストーラは「空き容量が足りない」というエラーを吐きますが、「インストール方法の変更」ボタンを押すことで、ATOK8.DIC がなくともあっけなくインストールが進みます。



「ファイルの転送中」が出たら、あとは今までの手順どおり。
おそらくこれ、曲がりしっぽの別館の記事にある、ATOK8.DIC をコピーした場合の「エラーメッセージを無視した形でほとんど勝手にインストーラーがインストール作業を進めてくれます」と同じことだと思います。
ところでネタ元の A.Y.DAYO さんの記事を読んでいて気付いたことがひとつ。
且つインストール先に既存の ATOK8.DIC があれば、それは上書きされない&容量チェックも行われないのです。
つまり ATOK8 のインストーラが前もってハードディスク上の ATOK8.DIC を検索しているということなのだとすれば、これまた古い記事ですが、「ATOK8 for OS/2 の辞書を2GB以下のパーテーションへインストールする時のメモ」で書いていた
(略)
さて。今セットアップ中の IBM ThinkCntre S50 環境(SATA 80GB)に ATOK8 for OS/2 をインストールしてみたところ、やはりOS/2システムがインストールしてある2GBの C ドライブではなく、8GB の D ドライブに「辞書ファイルやユーティリティ」をインストールする様になっていました。
とはいっても、以前 Warp4.0 で使っていた頃(ThinkPad 760やThinkPad 600E)はシステム区画の後ろに大容量のデータ区画を置いていた今と同じような状況だったにもかかわらず、データ区画に ATOK8 の辞書が転送された試しは一度もなかったような気がしています。そのためこれが eComStation2 の変態仕様なのか、それとも FDISK から LVM に移行した Warp 4.5 以降の特徴なのか判断できませんが、いちおうここにメモっておくことにします。
OS/2システムが導入されていないボリュームにインストーラが ATOK8 ディレクトリを置きたがる問題の真相は、インストーラがハードディスクを検索して、バックアップで保存してある ATOK8.DIC を見つけると、システムがあろうがなかろうがボリュームサイズの大きさに関係なく ATOK8 を導入したがるということなのかなと。
とりあえず 2GB 超のボリュームに ATOK8 を新規インストールする件の再検証は、年内に予定している OS/2 マシンのリプレイスまで延期します。2012年11月に日本語化に興味があると名乗り出た Language Interface Pack も放ったらかしで当面 eComStation 2.2 日本語版のリリースは期待薄(だって翻訳作業をやりたい人なんていないでしょ?)。そのためどうしても eComStation 2.1 でのインストール実績で考えると、ThinkPad T410 あたりが有望かなと。
eComStation 2.2 で USB ブータブルが可能になるという噂でもちきりの OS/2 界隈ですが、万が一にも eComStation 2.2 日本語版が出た暁には ATOK8 も USB デバイスへインストールできるようになるのでしょうか(今はたぶんできないはず)。